CASE STUDY04

使い手に寄り添ったものづくり。外装デザインから容器の設計・製造、中身の手配までトータルプロデュース。

使い手に寄り添ったものづくり。外装デザインから容器の設計・製造、中身の手配までトータルプロデュース。

岩手県北上市の町おこしの一環として開発された自然派化粧水「華奈さくら」。使い手に寄り添ったものづくりの視点が求められる本件は、プラシーズ初の挑戦。私たちがイニシアチブをとり、お客さまと密にコミュニケーションを図りながら、日本大学との産学連携やOEM会社への調達など、異分野の人材を巻き込んだビッグプロジェクトとなりました。

~ココに注目!~
◉化粧水開発をトータルプロデュース
◉産学連携によるパッケージデザインを採用
◉コンセプトに沿った最適なボトル形状を提案
◉シュリンクフィルム加飾でコストダウン
◉「BtoBtoC」のものづくりに初挑戦

岩手県北上市の魅力を全国に伝えたい!化粧水開発のトータルプロデュース

—-お客さまからどのような依頼がありましたか?

地元の企画会社さまより、岩手県北上市の町おこしの一環として「北上名物の桜と桑のエキスを使用した化粧水を作りたい」とのご依頼がありました。

容器の製造だけでなく、コンセプトに沿った最適な容器の形状、パッケージデザイン、中身の調達まで、トータルプロデュースしてほしいといった内容でした。

—-お客さまの要望を叶えるために、どのような課題がありましたか?

使い手に寄り添ったものづくりの視点が求められました。

当社のクライアントの大半は化粧品メーカーで、お客さまからいただいた設計をもとに、容器を製造することが私たちのミッションです。

それが今回はクライアントの要望を踏まえた上で、その先にいるユーザーニーズをも満足させる「BtoBtoC」の戦略を立てる必要がありました。

コンセプトに最適なボトル形状と加飾方法、外装デザインと中身を提案

—-具体的な提案内容やこだわった点について教えてください。

これまで培ったネットワークやノウハウを駆使して、コストを抑えるべきところは抑え、その分、化粧水の中身は徹底してこだわり、品質の高いものを厳選しました。

シュリンクフィルム

まず、プラシーズのコア業務であるボトル容器の製造については、コストを抑えるため、加飾方法に印刷ではなくシュリンクフィルムを提案しました。フィルムがボトルを覆うので、無着色の材料を使用することができ、ボトル自体のコスト削減にも成功。

また、シュリンクは分別がしやすく環境面にも配慮されているので、自然派化粧品というコンセプトに最適の加飾方法です。

凹凸のある部分をシワなくきれいにシュリンクするのは難しいのですが、当社では歪みが出にくいトルネード方式のシュリンク装置を導入しているので、成分変化や容器変形もなく、美しい仕上がりとなっています。

トルネード方式のシュリンクで美しい仕上がり

パッケージデザインについては、日本大学生産工学部創生デザイン学科木下研究室と産学連携し、応募いただいた学生さんのデザインを採用しています。日本大学生産工学部とはインターンシップなどを通して、日頃から交流を図っていますね。

化粧水の中身については、岩手県にあるOEM会社に手配しました。しっかりと時間をかけ、納得できる製品ができるまで試作を繰り返しました。医薬品として使われる成分も配合し、肌の細胞の主成分をサポートする「安心・安全・高効果」の化粧水を作り上げました。海外のお客さまからも支持されているそうです。

企画元のクライアントさまをはじめ、化粧品OEMメーカーや日本大学の学生さんなど、異分野のメンバーとコミュニケーションを密にとりながら、完成へと漕ぎ着けました。将来的にオリジナル商品の開発につながるBtoBtoCのものづくりとして、プラシーズの歴史に刻まれる作品となりましたね。