CASE STUDY16
高純度無添加※化粧品のクリーンで厳格な品質ニーズに応える製造プロセスと品質管理体制を再構築

※防腐剤パラベン無添加、石油系界面活性剤無添加、合成香料無添加、鉱物油無添加、タール系色素無添加
「高純度・高品位のスキンケア化粧品に相応しい、ミニマルでクリーンな外観にこだわりたい」というお客さまのご要望にお応えするために、製造プロセスと品質管理体制を見直して取り組んだプロジェクトとなりました。
注目してほしいのは本体ではなく、フタ。救世主となったのは、職人技とロボット技術を融合したハイブリッドなプレスマシンでした。
~ココに注目!~
◉職人技とロボット技術を融合!職人技の量産化に成功
◉クリーンブースとカメラ検査機を設置!品質管理レベルを強化
—-お客さまからどのような依頼がありましたか?
創業以来、無添加主義®️を貫いているハーバー研究所さまの原点とも言える、高品位「スクワラン」容器の製造です。
天然由来成分を使用し、何度も精製を繰り返して不純物を取り除き、純度99.9%を実現。自社工場で厳しい衛生管理システムのもと、1本1本丁寧に作られているこだわりの化粧品です。
だからこそ容器も「余分なものを削ぎ落としたミニマルでクリーンな外観にしたい。かつ、お客さまに安心して使っていただける高品質を維持したい」といったご要望がありました。
過去にはハーバー研究所さまのコンパクトやマスカラといったメイクアップ化粧品の容器の製造経験はありましたが、主力であるスキンケア化粧品のご依頼をいただいたのは、本案件が初めてでした。
—-どのような課題がありましたか?

苦労したのは、フタの部分です。アルミの内パーツと透明の外パーツを組み合わせて作っているのですが、課題は主に2つありました。
1つは、嵌め合わせる際に、内パーツの蒸着被膜が削れてしまい、飛散したアルミ片が透明容器に付着してしまうこと。
もう1つは、外と内のパーツを固定するフックが透けて見えてしまうことです。
—-2つの課題についてどのように解決しましたか?

課題① 内パーツの蒸着被膜が削れてしまう
プレス機に工夫を施しました。人の手で嵌めているかのような繊細な動きをロボットに覚え込ませたんです。嵌合する工程を高速度カメラで撮影し、飛び散る様子を何度もチェックしながら改良を重ねました。
実際、最初の半年間は熟練スタッフによる「人の手」でセットしていたんですが、生産性が合わない…。ロボット導入後は異物混入のミスが減って品質が安定。作業スピードも上がり、生産性が3倍に上がりました。
職人技とロボット技術を融合したハイブリッドプレス機によって、職人技の量産化に成功しましたね。
課題② フックが透けて見えてしまう
フックのデザインをミニマルにして、目立たないように工夫しました。具体的にはもともと「+」だった形状を「-」にしてご提案。安全性については他の製品で十分な実績があったので、お客さまに納得していただくことができました。
—-そのほか、工夫したことはありますか?
クリーンで厳格な品質ニーズに対応できるよう、品質管理体制を見直して再構築しました。

本案件を機に、クリーンブースを設置しました。清浄度30,000~50,000クラスを保ったクリーンな環境で、印刷・組立・検査を行い、徹底して異物混入を防いでいます。

さらに、カメラ検査機を設置しました。製造ラインの入口と出口で、画像センサを使って確認。目視では発見が難しい微細な異物や傷、欠陥を判別しています。さらに、梱包時には実際に手に取り、人の目で外観のチェックも行っています。
2008年からスタートしたスクワラン容器の製造は、今も継続して受注をいただいております。本案件を手がけたことで、プラシーズの品質管理レベルは格段に向上したと実感しています。事実、不良率は0.5%から0.1%に減り、お客さまからも一定の評価をいただいております。
今後は製品形状を見直し、不良ゼロを目指したいと思っています。
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