ワークショップ体験~オーガニックを意識する
こんにちは。プラシーズ 企画課でございます。
この度プラシーズは、個人でお申し込みのワークショップを開催いたしました!
化粧品関係・美容関係に携わられているライターの松谷様です。
幅広く活動をされており、積極的に体験をされています。化粧品関係にも携われていたようで、ショールームに展示されている弊社で生産を請け負った実績品をみて、「懐かしい」と話されていました。
今回は参加いただいた「ワークショップ」と「オーガニック」を交えてご紹介させていただきます。
引き続き、参加無料のワークショップを開催いたしますので、プラシーズのものづくりにご興味がございましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
記事の最後では、ワークショップのお問い合わせ先をご案内しておりますので、ぜひ最後までご覧頂けると幸いです!
プラスチックマイスター監修!プラスチック講座
プラスチックの成形や口紅容器の構造についての説明をしました。
プラスチック講座の内容
今回、口紅容器の構造を案内しました。「種類」をはじめ「断面図」「パーツ」「仕組み」「構造」の話や、口紅を充填する方法についても簡単にですが、現物とスライドを交えながらレクチャーしました。
はじめて聞くことばかりで、ちょっと難しかったかもしれません。
「普段日常使いしている身近にあるものが、こんな構造になっているなんて・・・」
そんな感想もいただきました。
その後、口紅容器つながりで、紙製口紅容器についての説明をしました。
今回ご参加いただいた松谷様も興味があった内容です。
紙製口紅容器の説明
オジーブ充填式
オジーブ充填式とは、口紅容器の先端に樹脂製の型を取り付け、容器裏面の穴から口紅バルクを充填する方法です。この方法では、金型では難しいデザインの口紅を生産できます。
一般的にスリムタイプの場合はオジーブ、レギュラータイプの場合はカプセルと呼ばれています。この充填方法は、化粧品の生産ラインで広く使用されています。具体的には、口紅、リップクリーム、リップグロスなどの製品に対して使用されます。
直接充填式
溶融した口紅バルクを容器内に直接充填し、冷却固化する方法になります。オジーブ充填に比べて、コストを抑えることができます。
紙製容器は環境に優しいし、魅力もあるけれど、価格設定とのバランスを考えると、コストに限界があります。低価格の口紅製品の場合は直接充填式がよいかもしれません。
紙器職人が監修!名刺入れを紙器でつくるワークショップ
紙器講習として、早速手を動かして名刺入れづくり体験をしていただきました。
この名刺入れですが、糊引き体験と貼る体験を実感してもらう事で、「貼函」の一旦を知っていただけます。
箱にも種類がありますが、日常生活でよく見かけるのは、「折箱」です。箱の完成した状態しか見る事は少ないと思います。
捨てる時に展開された状態を見る事はあるかもしれませんが、折箱は基本的に1パーツのみで作られています。
一方「貼函」の場合は、複数のパーツで構成されています。
名刺入れの場合
名刺入れのパーツですが、
- 表貼りの紙
- 裏貼りの紙
- 芯材×2枚
4つの部材を組みあわせて完成形になります。この部材を使いながら、糊引きをして紙を芯材にはっていく。
そんな手を動かしながら体験していただくことで、折箱のように機械で生産する事が難しいと感じていただけたのではないかと思います。
また、糊引きをして紙を貼る時のコツがあるのですが、これは実際の量産品を安定して生産するノウハウにも繋がってくる部分でもあります。そんな話を交えながら体験をしてもらいました。
ワークショップを体験していただきながら、ショールームに展示されている実績品や、
サンプル品もご覧いただいたのですが、パルプモールド製品にも興味を持たれていました。
お話をしながら、環境の事にも意識されているのが感じられ「オーガニックな容器」にも関心を抱いているようでした。
オーガニックな容器とは
ちなみに、オーガニックな容器とはどんな物を指すのでしょうか?
オーガニックな容器とは、環境に配慮した素材や製法で作られた容器のことを指します。
具体的には、以下のような特徴があります。
リサイクル可能な素材
オーガニックな容器は、リサイクル可能な素材で作られています。これにより、使用後の廃棄物を減らすことができます。
生分解性
一部のオーガニックな容器は自然環境下で分解することが可能です。これにより、環境への影響を最小限に抑えることができます。
再生可能
一部のオーガニックな容器は再生可能な素材で作られています。これにより、資源の持続的な利用が可能となります。
有害物質の排出を避ける
オーガニックな容器は、有害物質を排出しない素材で作られています。
このように、オーガニックな容器は環境保全を意識した製品であり、その使用は地球環境への配慮となります。
プラシーズの紙製の容器や、バイオマス材料を使用した容器の実績も徐々に増えていますが、そんな環境に配慮したオーガニックに通じる容器や紙製の箱をどんどん提案していきたいと思っています。
最後に
ワークショップを体験していただきながら、松谷様にも「ものづくり」の奥深さを感じていただけたと思います。
ワークショップの詳細とお申込み方法
プラシーズの紙器や3D、プラスチック成形についてご興味がございましたら、ぜひ参加無料のワークショップへご参加ください!
1つのプログラムは約30~60分を目安に行い、最大4名のご参加を想定しております。
「紙器のことは知りたいけど、3Dプリンタの知識はあるから大丈夫」といったご要望にもお応えし、一部のワークショッププログラムのみを受けていただく事も可能です。
ワークショップの詳細やお申込みにつきましては、下記メールアドレス宛またはお電話にてご連絡いただけます。
◇ワークショップお問い合わせ先◇
株式会社プラシーズ 経営企画部
担当:田尾
E-mail:k.tao@pluseeds.co.jp
TEL:03-6858-3561
(ワークショップについて聞きたいとおっしゃって頂ければスムーズです!)
お客様ひとりひとりに合わせたプログラムをご案内させていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください^^
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