CASE STUDY28

円×平面の3次元曲面を1工程で連続印刷。複雑な形状でも自由度の高いデザイン表現が可能

円×平面の3次元曲面を1工程で連続印刷。複雑な形状でも自由度の高いデザイン表現が可能

円と平面が組み合わさった複雑な形状のパウダーウォッシュボトル。容器の全周を使ったデザインで、しかも3色印刷です。それでなくても曲面は位置あわせが極めて難しく、3色印刷となれば、ほんの少しのズレも許されません。

挑戦意欲を掻き立てられた難題案件。「他社ならお手上げでしょうね」と振り返る技術担当者に、苦労した点やプラシーズならではのこだわりについて話を聞きました。

3次元曲面ボトルの全面に3色印刷したい

—-お客さまからどのような依頼がありましたか?

3次元曲面ボトルの全面に3色印刷

オルビスさまのパウダーウォッシュの容器製造です。多くの方々に愛され続けているロングセラーアイテムのひとつで、2000年にデビューを飾った最初の容器づくりを担当しました。

お客様からは、「高級感を演出するために、ただの円柱形ではない3次曲面の外観形状に、できるだけ広い範囲に印刷を施したい」といったご要望がありました。

思わず手に取りたくなるようなインパクトのある形状とデザインに、一筋縄ではいかない難しさを感じるのと同時に、作り手としての挑戦意欲を掻き立てられましたね。

既存機では3次元曲面の連続印刷は不可能

—-どのような課題がありましたか?

3次元曲面の連続印刷

デザインの再現性を高めるためにも、円と平面をセパレートして印刷することは避けたい。連続印刷は譲れない条件でした。しかし、当時所有していた自動印刷機では、円から平面へ移行する3次元曲面の連続印刷は不可能。なす術がありませんでした。

他社ならきっと、ここであきらめているでしょうね。しかし、過去にもこうした難しい案件を幾度となくクリアしてきているので、どこかで何とかなるという自信があったのも確かです。

必要な治具とユニットを開発して印刷機を改造

—-どのように課題を克服しましたか?

必要な治具とユニットを開発して印刷機を改造

専用の治具とユニットを製作して、既存の印刷機を改造しました。

まず、同じ場所から印刷をスタートさせるための専用治具を製作。次に、スキージ機構全体が平行にスライドできるユニットをつくり、印刷機に組み込みました。さらに、常に決まった回転角度からスキージがスライドするように、回転カムから信号が出る仕組みに改造。スキージ硬度も3次元部分の印刷面を確保できるように、柔らかい素材に変更しました。

スタートボタンを押すと、裏面の円形状から印刷がスタートし、アール面から平面になるタイミングで信号を受けてスキージがスライド。斜面が走る3次元部分の1回印刷が可能になりました。

インパクトのあるデザインと読みやすい文字の大きさも確保

—-3次元曲面印刷のメリットは何ですか?

複雑な形状でもデザインの自由度が制限されることがないので、よりインパクトのある容器づくりが可能です。

また、製品の裏面に印刷するプラマークや成分表示なども、印刷範囲を広く使えるため、見やすい大きさの文字にすることができます。

挑戦してきたからこそ得られた技術とノウハウが強み

—-今後の課題や展開についてお聞かせください。

複雑な形状を生かしたデザイン表現など、デザインの自由度が高いからこそ、いろいろな試みができると思います。

私たちプラシーズのミッションは、長年のチャレンジで培ってきた技術やノウハウで、不可能を可能にすること。これからも世の中をあっと言わせるような容器づくりのお手伝いをさせていただきたいです。

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